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★第三話★
 
 
 
後ろからしなやかな両腕が
僕に巻きついている。
 
左手が僕の股間に、
右手はお尻をゆっくりなでまわしている。
 
 
でも満員電車で密着なんて
よくあること…
それよりもやばいのは…
 
 
この身動きできない状態で
ぼくのイチモツパンパンなのが
一番の問題だ!
 
 
 
「ねぇ、ココが熱くなってるわ。」
 
お尻と同じように前側も
手のひらで撫でられている
 
勃起…しちゃったんでしょう?」
 
「だ、だって…。」
 

 
「なんだか蒸れてきてるみたい…
我慢汁があふれそうなんじゃないかしら?」
 
「ち、違うんだ…」
 
 
 
「ねぇこのまま、べちゃべちゃ
汚れた下着で帰るつもり?」
 
 
「ぅ、ぅう…。」
 
 
「私が乾燥させてあげる♪」
 
 
パチン
 

 
「な、ボタンを!」
 
 
その女性は僕のズボンのボタンを外し、
指をジッパーにかけた。
 
 
 
ジジジジ…ジジジ…
 
 
「パンパンのところだけ
ひっかかったけど…
ほら上向いてる、おちんおちん♪」
 

 
(やばい…やばいやばいやばい!
 
   この状況はやばい…!)
 


「パンツからも出してあげるわ。」
 

そういうと女性は
社会の窓から僕のイチモツを引き出した。
下を見ると僕の亀頭が
こっちを向いている。
なんてことだ…。
 

 
「やっぱり我慢汁でてるじゃない…。
あふれてパンツにしみができてるみたい…。
こうやってさらして、乾くといいわね♪」
 

 
もう僕のアソコは電車内でむき出しなのだ。
 
 
もし見つかれば
これで僕はどんな言い逃れをしようが
痴漢に決まってしまう!
 


 
「××駅?、××駅?。左側のダァ、ヒラリァス…。」
 
 
(え!もう次の駅についてしまった!)
(このままドアが開いたら…
   大変なことに!)
 
 

続く!!!

 

p.s.

大変なことに、と
大竹まこと、は
文字にすると似ている。
 
 
 
 


きゃえで